笠置のこと

笠置について

笠置町の概要

京都府相楽郡笠置町は、京都府の南端に位置し、東は南山城村、西は木津川市、北は和束町、南は奈良県奈良市に接しています。
人口1,368人(2017年10月1日現在)で、西日本の町の中で最も人口が少ない町です。
面積の約80%が山林で、町の中央を横断する木津川は古くから切り出した木材を運ぶ水運の要衝として発展し、奈良の東大寺造営時にも重要な役割を担いました。
四季折々に彩りを変える山々と巨岩がつくりだすダイナミックな景観が楽しめます。また、駅から徒歩で主要な観光・レジャースポットにアクセスできる利便性が、日帰り又は週末を利用して訪れるハイキングやカヌー、ボルダリングなどのアウトドアスポーツ愛好者にも人気です。

古来信仰の地として崇められた、笠置寺と磨崖仏

笠置寺と磨崖仏
笠置寺が位置する笠置山の巨岩は約2000年前から自然信仰の対象となっていました。建物は約1300年前、東大寺を開山した良弁が笠置山の大岩石に仏像を彫刻したころに遡るとされています。笠置寺は弥勒磨崖仏(自然の岩壁に直接彫り刻んだ仏像)を本尊とし、平安時代以降も弥勒信仰、山岳信仰の聖地として栄えました。
1331年、倒幕計画に失敗した後醍醐天皇が籠城したことで笠置山は全山焼亡し、明治に入り復興され今日の姿となりました。境内には本坊や鐘楼、十三重塔などが建ち、敷地の奥にある1周約800mの修験場には磨崖仏をはじめ巨岩が点在しています。
参拝はハイキングコースとしても知られており、特に秋にはもみじが見事に色づき山一面を赤く染めます。
国津神社
平安時代に編纂された歴史書「日本三大実録」にもその名が記されている由緒ある神社。その年19歳になる男子が、生まれて間もない乳児を抱く「稚児泣き相撲」の神事や節分祭りなどの大祭も行われています。
国津神社

アクセス

電車で
JR天王寺駅から関西本線で約65分「笠置」駅下車
お車で
国道24号線山城から国道163号線で約14km
京奈和自動車道 山田川I.C.から約30分

みどころ

笠置の四季

笠置寺・笠置山自然公園

笠置寺・笠置山自然公園
笠置山
標高288m、木津川の南岸にそびえる笠置山は古くから修験道場・信仰の山として、また歴史の舞台としても知られています。笠置寺のある頂上付近には巨岩や奇岩が多く独特の景観を呈しています。紅葉の名所としても知られ秋には山一面が赤く染まります。
笠置寺と磨崖仏
笠置寺
笠置山の山頂にある笠置寺の本尊とされる弥勒大磨崖仏は、高さ15m、幅12.7mの巨大な岩に仏の姿を刻みつけたもので、奈良時代末期のものとされ、弥勒信仰の象徴となり笠置詣での風習を生みました。大磨崖仏は元弘の乱の火災で焼け落ちましたが、同じく山頂に残る伝虚空蔵磨崖仏は今も磨崖仏の姿がくっきり残り、日本で最大最古の線形磨崖仏として保護されています。